フォルクスワーゲングループ ジャパンは11月20日、輸入車ミニバンのベストセラーモデル「ゴルフ トゥーラン」の外観と装備を変更したモデル「クロストゥーラン」を発売する。数々の専用装備でアクティブかつスポーティイメージのモデルとなる。

「クロストゥーラン」

「クロストゥーラン」は、スポーティなSUVスタイルで好評の「クロスポロ」と同様のコンセプトで開発され、2011年の東京モーターショーに参考出品して好評を博したモデル。従来の「ゴルフトゥーラン」をベースに、エクステリアでは、バイキセノンヘッドランプ、フロントフォグランプ、専用デザインの前後バンパー、ホイールハウスエクステンション、ブラックサイドモールディング、サイドスカートを装備する。

インテリアは専用デザインのファブリックシートに加え、フォルクスワーゲン純正ナビゲーションシステム「712SDCW」、リヤビューカメラ「Rear Assist」、マルチファンクションレザーステアリング、パドルシフト、2ゾーンフルオートエアコンディショナーを標準装備する。足回りはベース車より10mm高い専用サスペンションと、17インチアルミホールでアウトドアイメージを演出する。

ツーリングトレー

広大なラゲッジルーム

多彩なシートアレンジ

ドライバー疲労検知システム「Fatigue Detection System」

これだけの追加装備を施しながら、価格は「ゴルフトゥーラン TSI ハイライン」に対して9万円アップの348万円と、戦略的な設定となっている。オプションの電動パノラマスライディングルーフは 14万7,000円。