吉野家ホールディングスは、タイのCharoen Pokphand Group(以下、CPグループ)の子会社である正大置地控股と、中国における外食事業を共同で進めるため、合弁会社を設立すると発表した。

合弁会社名はChia Tai Yoshinoya Holdings(仮称)で、設立時期は2012年内を予定している。

主な事業内容は、中国国内における吉野家ブランドのファストフード・チェーン事業への投資で、株主構成は吉野家ホールディングスが50%、正大置地控股が50%。

吉野家は中国で、フランチャイズチェーン方式で事業を展開しているが、2012年9月末時点における中国大陸での店舗数は305店となっている。今後同社は中国における強いブランド力を保持するCPグループとの協業によって進出地域の拡大を含め、さらなる店舗展開の迅速化を図る。