大島優子、板野友美、宮澤佐江らが所属するAKB48・チームKが24日、東京・秋葉原のAKB48劇場で「チームK 6th『RESET』千秋楽公演」を行い、2010年3月12日にスタートした公演に幕を下ろした。

AKB48劇場で行われた「チームK 6th『RESET』千秋楽公演」

AKB48劇場での最長公演となった同公演。オープニング4曲を歌い終えると、「千秋楽への意気込み」をそれぞれが発表していった。大島が「はじめに謝っておきます。今日は皆さんそっちのけでチームKで居られる時間を全力で楽しみます」と宣言すると、SNH48への移籍が決まっている宮澤佐江はAKB48のメンバーであることをかみしめるかのような大声で「AKB48チームKの宮澤佐江です」。横山は泣きじゃくりながらのトークで、宮澤に「出だし(昇格当初)に戻ったね」と突っ込みを入れられていた。

公演最後の曲「引っ越しました」を終えると、宮澤佐江をSNH48へ送り出す壮行会が行われ、メンバー一人一人が宮澤にメッセージを送った。新チームKのキャプテンになる大島は「新チームKも、今のチームKよりもっともっといいチームにしていこうと思います。負けません!」と決意を新たにしつつも、宮澤への言葉になると涙声になりながら、「本当に出会えたことに感謝しています。心の友、親友です。お互いに、場所は違うけれど、夢を追い続け、そしてつかみましょう」とエールを送った。宮澤はファン、そして仲間からの思いを受けとめながら、このようなコメントを残した。

「今まで当たり前だと思っていたことが、一つ一つなくなっていくのが、正直すごく怖いです。でも、早く向こうにいって新しいことにチャレンジすることにすごくワクワクしています。日本でできなかったことを上海では少しずつできればいいなと思っています。そして、チームK…こんなすてきなチームにしてくれたのは、応援してくださった皆さんのおかげだと思っています。みんなを代表して、本当にありがとうございました」(宮澤佐江)

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