京浜急行電鉄は10月30日に実施予定だった鉄道事故復旧訓練を、11月29日に延期すると発表した。訓練内容を当初の予定から見直し、土砂崩落による脱線事故に変更する。

京急電鉄の鉄道事故復旧訓練は11月29日に変更された

京急線では先月24日深夜、追浜(おっぱま)~京急田浦間で土砂崩れにともなう脱線事故が発生。トンネル手前で崩れた土砂に下り特急列車(乗車人数約700名)の1~3号車が乗り上げ、脱線した。同区間は9月25・26日の2日間にわたり終日運転見合わせとなり、9月27日朝より上下線とも運転を再開している。

この事故を受けて、今年で31回目となる鉄道事故復旧訓練も見直されることに。訓練内容を踏切道での事故から土砂崩落による脱線事故に変更し、負傷者を救出する作業では乗客役を増員するほか、土砂の搬出と樹木の伐採・搬出、車両の脱線復旧、鉄柱・信号機・線路などの復旧といった内容で訓練が行われる。

なお、訓練の実施にあたり見学希望者を100名募集(応募期間は終了)していたが、訓練の延期により、応募者には日付の変更に関する案内が送付されることに。11月29日の参加が可能な応募者の中から抽選を行うとのこと。鉄道事故復旧訓練は京急ファインテック久里浜事務所にて、11月29日11:00~15:00の予定で開催(雨天決行、荒天中止)する。