Evernoteは19日、Android向けEvernoteの最新版として、「Evernote for Android 4.3」を公開した。Google Playを通して導入できる。最新版では、プレミアム機能の改良、シンプルになったノート編集画面、新しいウィジェットといったアップデートが施されている。

プレミアムユーザー専用のプレミアム機能では、「オフラインノートブック」が改良され、複数のノートブックを同時に選択できるようになった。同機能は、スマートフォンやタブレットにノートブックをいくつでも直接ダウンロードでき、インターネットに接続できない時も、オフラインに保存したノートや添付ファイルに素早くアクセスできるという、プレミアム機能の人気機能のひとつ。

使いやすくなったオフラインノートブック

また、ノート編集画面では、Androidのノートエディタ・ツールバーが、今回のアップデートでシンプルなデザインの使いやすいものへと変更された。編集に直接関係ないものはすべて、ノート上部のアクションバーに移動しており、矢印アイコンをタップすれば、ツールバー自体を非表示にすることも可能となった。あわせてAndroidタブレットでは、開かれているパネルに応じて、バー内にあるアクション項目内容が変化するアクションバーオプションを利用できるようになった。

ツールバーがシンプルになった

ほか、ウィジェットも新しくなった。Evernoteでは、別途Google Playでウィジェットアプリを提供している。このウィジェットアプリが更新され、様々な画面サイズに最適化してリサイズできるグリットウィジェットへと改良されている。新ウィジェットでのサイズのリサイズは、フレームが表示されるまでタップして長押し、フレームをドラッグすると、好きな大きさに変更できる。

ウィジェットがグリット化