米Microsoftは10月18日(現地時間)、同社2013年度第1四半期(2012年7月-9月)決算を発表した。売上高は160億1000万ドルで、前年同期の173億7000万ドルから8%減だった。純利益は44億7000万ドル (希薄化後1株あたりの利益: 0.53ドル)で前年同期比22%減。営業利益は53億1000万ドルで、同26%減だった。

10月26日のWindows 8の一般提供開始を前にOEMがWindows 7搭載製品の在庫を減らしており、Windows & Windows Live部門が売上高32億4000万ドルで前年同期比33%減と、大きく数字を落とした。Microsoft Business部門も55億ドルで同2%減だった。これらがMicrosoft全体の業績に影響した形だ。Windowsアップグレードプログラムの繰延収入やWindows 8のプリセール分を加味した非GAAPベースの数字と比べると、売上高は173億7000万ドルで前年同期から横ばい、営業利益は66億7000万ドルで同7%減になる。

一方でServer & Toolsは売上高45億5000万ドルで前年同期比8%増と、好調を維持している。SQL Serverが二桁の成長、System Centerは20%を超える伸びだった。オンラインサービス部門は売上高6億9700万ドルで同9%増。検索あたりの売上が上昇し、オンライン広告の売上高が15%の伸びとなった。Entertainment & Devices部門は19億5000万ドルで同1%減だった。