レノボ・ジャパンは18日、バッテリを搭載したキーボードとの着脱が可能なWindows 8搭載タブレットPC「IdeaTab K3011W」を発表した。11.6型のIPS液晶ディスプレイを搭載し、5点のマルチタッチ操作に対応する。11月下旬より順次発売し、店頭予想価格は70,000円前後。

「IdeaTab K3011W」は、タブレットPC本体に、バッテリを搭載したキーボードドックを標準で搭載する。本体とキーボードドックは着脱可能で、例えばデスクではキーボードと接続してノートPCとして、外出時には取り外してタブレットPCとして利用するといった使い方ができる。海外では「IdeaTab Lynx」としてすでに発表されている。

一見普通のノートPCのように見えるがキーボード側の上部にあるボタンを押しながら、ディスプレイを引っ張ると

タブレットPCとキーボードに分離する

■海外での製品発表記事はこちら
Lenovo、「IdeaPad Yoga」などWindows 8/RTを搭載した製品4モデルを発表

キーボードは通常のPCでも採用されているアイソレーションタイプのAccuTypeキーボードを搭載するほか、ディスプレイには、11.6型IPS液晶(1,366×768ドット)を搭載。上下左右の視野角が広く、複数人でディスプレイをのぞき込んでも画面の表示がみやすくなっている。また5本の指を同時に認識する5点マルチタッチに対応する。

キーボードは通常のPCでも採用されているアイソレーションタイプのAccuTypeキーボード

キーボードドック側にはUSBポートを搭載

タブレット本体側にもMicroUSBポートが搭載されており充電も可能

このほか、主な仕様としてCPUがIntel Atom Z2760(1.8Ghz/2コア)、メモリがDDR2 2GB、ストレージが32GB/64GB eMMC、OSはWindows 8 32bit版。

主なインタフェースは、Micro USB×1、Micro HDMI×1、IEEE 802.11b/g/n、Bluetooth 4.0、Webカメラ(200万画素)、Micro SDカードスロット、オーディオジャック×1。

本体のサイズと重量は約W300.9×D188×H9.45mm/約667g。キーボードドックのサイズと重量は約W259.8×D190.0×H9.85mm/約683g。本体とキーボードを合わせた重量は約1.350kg。バッテリ駆動時間は、本体のみで約8時間。キーボードドックに取り付けると約16時間のバッテリ駆動が可能となる。