フェンリルは16日、同社のAndroid向けWebブラウザ「Sleipnir Mobile for Android」の最新版を公開した。最新版となるバージョン2.4では、オフライン時でもWebページの表示・閲覧が可能な「オフライン表示」機能を搭載する。通常版は無料、有料版「Black Edition」は600円で、Google playストアからダウンロードできる。

オフライン表示中は画面下部のタブに時計マークが表示

日本語だけでなく中国語や韓国語などのテキストエンコードに対応

今回新たに追加された「オフライン表示」機能は、1度読み込んだ Webページを自動的にファイルとして保存。地下鉄など通信エリア外でもWebページの表示・閲覧が可能となる。タブを保持したままアプリを再起動する際も、データを保持しているためWebページの情報を再取得する必要がないという。

対象となるのはAndroid OS 3.0以上を搭載した端末で、Android 2.x系を搭載する端末では動作しないとしている。

また最新版では、テキストエンコードの設定に対応するほか、Google音声検索からの呼び出し、設定画面から消去できるデータの種類を追加、広告ブロック対応ページの更新などの変更が加えられている。

(記事提供: AndroWire編集部)