アフレル、KinectでマインドストームNXTを動かす教育用キットを発売

アフレルは10月15日、プログラミング学習教材として、ロボットとモーションキャプチャで、ソフトウェア開発成果・実践教育成果を可視化し、深い理解、達成感で高い教育効果をもたらすことを目的とした「Kinect×教育用レゴ マインドストームNXT(製品名:Kinect×教育用LEGO Mindstormsセット)」の販売を開始したことを発表した。

同製品を用いることで、ジェスチャー操作によるロボットの制御指示ができるようになるほか、開発したプログラムの結果を人の動きとロボットの動きで「見える化」により確認することが可能となる。

また、1台のパソコンで最大7ロボットの制御が可能で、パソコンを複数接続するとさらに台数×7体のロボットの制御が可能となる。

プログラミング開発環境としては「Microsoft VisualStudio」を採用している(MicrosoftのWebサイトより無料でダウンロード可能)。

同社では利用対象として、大学(ソフトウェア系学科)や高専・専門学校でのソフトウェア開発実践学習、ソフトウェア開発エンジニア(新人～5年目)の技術教育としており、これらの対象に向けて2年間で1000セットの販売を目指すとする。

なお、標準価格は52700円で、セット内容としては、「教育用レゴ マインドストームNXT基本セットV2」、「教育用レゴ マインドストームNXT拡張セットV2」、「充電用DCアダプタ」、「Kinect×教育用LEGO Mindstorms 開発ガイドブック」、「二足歩行ロボット組立図」となっている。