27日からNHK BSプレミアムでスタートするドラマ『てふてふ荘へようこそ』(毎週土曜 23:15~23:44 全8回)の試写会が15日、東京・渋谷のNHKで行われ、主演の中村俊介をはじめ夕輝壽太、黒川智花が報道陣の取材に応じた。

左から黒川智花、中村俊介、夕輝壽太 拡大画像を見る

BSプレミアムでは、20~40代の女性をターゲットにした新しいドラマ枠を週末の深夜に新設。その第1弾として、乾ルカの同名小説を映像化した同ドラマを放送する。格安家賃のわけありアパート「てふてふ荘」を舞台に、住人たちとそこに済む幽霊たちの心温まる触れ合いを描いたハートフルドラマだ。

主演の中村俊介が演じたのは、てふてふ荘の大家。「ついに完成してすごくうれしいです。大家さんを穏やかに演じるように気をつけました。幽霊と住人が身近で幽霊が溶け込んでおり、本当に楽しい現場でしたし、いい作品が出来てよかったです」と自信。幽霊の白崎さやかを演じた黒川は「このドラマを見ると人を好きになります。『ラジオ体操の歌』は最終回に向けて意味のあるものになるんですが、ラジオ体操の歌を聴くと涙が出てくるような思いになりますね。私は1号室で高橋(夕輝)くんと恋愛に発展していきますが、私が成仏するかどうかを最後まで見て欲しいです」とアピールした。

物語の内容に関連して「てふてふ荘のような幽霊が住むアパートがあったら」という質問には「ドラマ見たらちょっと住んでもいいかな? と思ったりしました。でも不動産屋さんに行ったらちゃんと契約書を読むようにしたいですね(笑)」と述べた夕輝に対し、黒川は「是非住んでみたいですね。集会室にはビリヤードかダーツとか楽しいものがあるし、亀の置物がお気に入りで甲羅をなでるとご利益があるような気がして毎日なでてました(笑)」と話していた。