アドビ システムズは12日、コンシューマー向け写真編集ソフトウェアの最新版「Adobe Photoshop Elements 11」、同ビデオ編集ソフトウェアの最新版「Adobe Premiere Elements 11」を発売した。

「Adobe Photoshop Elements 11」(左)と「Adobe Premiere Elements 11」(右)の操作画面

Photoshop Elements 11では、新たに「クイック」や「ガイド」、「エキスパート」といった編集モードを設け、ユーザーの習熟度に合わせたインタフェース変更に対応。また、便利なアクションバーやワンクリックオプションも搭載し、大きく目立つアイコンなどが表示されるようになった。一方、Premiere Elements 11では、新たに搭載した「フィルムルックエフェクト」により、ハリウッド映画のような映像にワンタッチで加工することが可能。スローモーション/ファストモーション効果の追加、簡単なスライダー操作でのカラー調整、ブレンドの簡単な統合によるシームレスなトランジション、プリセットによる調整などもできる。また、Photoshop Elements 11とPremiere Elements 11がセットになったバンドル版「Adobe Photoshop Elements 11 & Adobe Premiere Elements 11」の価格は2万790円(乗換え・アップグレード版 1万5,540円、学生・教職員個人版 1万290円)。

なお、同社では同製品群の発売を記念し、特設サイト「アドビ アトリエ 11」をオープンしているほか、発売記念キャンペーンも実施中だ。