中国Lenovoは9日(現地時間)、Windows 8やWindows RTを搭載したノートPCやタブレット4モデルを発表した。タッチ操作に最適化されたWindows 8やWindows RTに向けて、「IdeaPad Yoga」を代表とするコンバーチブル型の製品を中心に展開する。

IdeaPad Yoga 13/IdeaPad Yoga 11

IdeaPad Yoga 13

「IdeaPad Yoga 13」は2012年1月に米国ラスベガスで行われたInternational CESで、コンセプトモデルとして展示されていたコンバーチブル型のUltrabook。ディスプレイを360度開くことが可能で、ノートPCとタブレットPCの2つの形態で利用ができる。本体の厚さは16.9mm。

マルチタッチに対応した13.3型の高精細IPS液晶を採用。CPUに第3世代のIntel Coreプロセッサ、OSにWindows 8を搭載する。バッテリ駆動時間は8時間。

米国では10月12日からBest Buyなどのショップ予約を開始し、Windows 8に合わせて10月26日に発売する。希望小売価格は1,099ドルから。

IdeaPad Yoga 11

「IdeaPad Yoga 11」は、プロセッサにNVIDIAのTegra 3を採用し、OSにWindows RTを搭載する。バッテリ駆動時間は13時間。ディスプレイは11.6型で、本体の厚さは「IdeaPad Yoga 13」よりもやや薄く15.6mmとなっている。発売は2012年12月で、希望小売価格は799ドルから。

IdeaTab Lynx

IdeaTab Lynxは、CPUにデュアルコアのIntel Atomを採用したWindows 8搭載タブレット。通常はタブレットPCとして、タッチ操作に適したWindows 8向けアプリを利用するが、USBポートなどのインタフェースやバッテリを搭載した別売りのキーボードと接続することで、ノートPCとしても利用が可能。Officeソフトによるドキュメント作成など、ノートPCの特長をフルに生かすことができる。キーボード接続時のバッテリ駆動時間は16時間。

2012年12月に販売を予定。希望小売価格はIdeaTab Lynx本体が599ドルから。オプションのキーボードは149ドル。

ThinkPad Twist

ThinkPad Twist

ThinkPad Twistは、ThinkPad X220 Tabletといった、これまでのThinkPadブランドのコンバーチブル型ノートPCと同様に、ヒンジ中央部を回転させてタブレットPCとして利用可能なタイプのPCで、中小企業などの法人向けの製品となっている。

ディスプレイに高輝度のIPS液晶ディスプレイを搭載。第3世代Intel Core i7プロセッサやWindows 8 Pro、最大500GBのSSDなどのオプションを用意するほか、米国ではAT&Tの3G通信のオプションも選択できる。10月26日から発売し、希望小売価格は849ドルから。