ソフトバンクモバイルは9日、2012~13年冬春商戦向けの新製品として「ARROWS A 201F」(富士通モバイルコミュニケーションズ製)を発表した。4.7インチディスプレイを搭載したスマートフォンで、OSにAndroid 4.1を採用する。2013年2月上旬以降に発売する。

ARROWS A 201F

ARROWS A 201Fは、約4.7インチHD(1,280×720ドット)液晶、1.5GHzのクアッドコアCPU「APQ8064」を採用。内蔵メモリーはROMが32GB、RAMが2GB。通信面では、下り最大76Mbpsの高速通信が可能なLTEサービス「SoftBank 4G」に対応する。

端末本体には、ノイズ除去技術や輪郭補正、超解像技術などを導入した最新の超高画質映像処理エンジンを搭載。加えて、従来のLCDと比べて輝度・コントラストが約20%アップし、屋外での視認性が向上した「Super Clear Panel」、素早い指の動きにもしっかり対応する「サクサクタッチパネル」といった技術を導入した。

このほか、見やすさ、使いやすさを追求した「ヒューマンセントリックエンジン」を搭載。タッチ位置を自動で補正する「おまかせタッチ」、誤操作を防止する「うっかりタッチサポート」、周囲の光を感知してディスプレイの色味を調整する「インテリカラー」、相手の声を調整して聞き取りやすくする「スーパーはっきりボイス」などの機能が利用できる。

このほか機能面では、メインカメラには有効1,310万画素のCMOSカメラを搭載。高感度・低ノイズでフルHD動画撮影など多彩な撮影機能を備えた「Milbeaut Mobile」機能により、高精細な動画・静止画を撮影できる。さらに、ワンセグ、おサイフケータイ、Bluetooth Ver.4.0、Wi-Fi IEEE 802.11 a/b/g/n(2.4GHz、5GHz)、赤外線通信(IrDA)、GPS、NFC、国際ローミングサービス「世界対応ケータイ」なども利用可能。IPX5/IPX8相当の防水とIP5X相当の防じん性能も備える。

カラーバリエーションはオーシャンブルー、スパークリングピンク、ブラック、ホワイトの4色。端末本体のバッテリ容量は2,420mAh。

発表会場に展示されていた「ARROWS A 201F」

(記事提供: AndroWire編集部)