最初のMacを生産した工場の国定史跡への登録を断念 - その理由とは?

1984年に最初のMacが生産された工場は、米カリフォルニア州のフリーモントにある。フリーモント市はこの工場を米国の国定史跡に登録する活動を行なっていたが、最近になってこの運動を断念したという。Mercury Newsが伝えている

市の資料によれば、この工場は1984年1月に20エーカーの敷地で開設され、初代のMacintoshを27秒ごとに1台生産していたという。その後Macintoshの生産は他の工場に移転し、同工場ではレーザープリンタなどの生産をおこなっていたものの、1992年には工場自体が閉鎖された。

フリーモント市議会は同工場を米国文化遺産保護制度のひとつである国定史跡に登録しようとしていたが、国定史跡に登録されるのは一般的に50年以上を経過したものだという。このため、開設後30年という同工場の"年代の新しさ"を考え、国定史跡への登録を断念した。また、登録準備にあたって歴史的検証のための調査・レポート作成に約4万5千ドルの費用が見込まれることもネックになったようだ。

同市では、国定史跡への登録は断念したものの、記念プレートの設置などによって同工場の歴史的価値を称える予定だとしている。

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