毎年2万人以上の観光客を集める「あっけし牡蠣まつり」

「あっけし牡蠣まつり」は、毎年2万人以上の観光客でにぎわいをみせる厚岸町の代表的なイベント。第50回となる今年は10月6日(土)から14日(日)までの9日間、子野日(ねのひ)公園で行われる。

北海道の東部に位置し、太平洋に面した厚岸(あっけし)は、豊かな自然に恵まれており、カキ、アサリ、サンマ、ホタテ、ホッキ、花咲カニなどたくさんの種類の魚介類が一年を通して水揚げされる。

「あっけし牡蠣まつり」は、こうした新鮮な海産物のほか、かきラーメン、かき弁当、アサリ汁などの出店が立ち並ぶイベントだ。

購入した海産物を炭火で焼いて楽しめるよう、焼き台の貸し出し(有料)や木炭、シートなどの販売がされ、そのスペースも確保されている。

また、まつり期間中の日曜日、10月7日と14日にはさまざまなイベントが企画されている。一番の人気イベントは「厚岸名産牡蠣のつかみどり」(11時30分)で、中学生以上が参加OK。小学生以下の子どもが参加できる「チビッコあさりつかみどり」(10時30分)も予定。

10月7日は、厚岸大黒島沖で捕れた「サンマのつかみどり」もある。

人気の「厚岸名産牡蠣のつかみどり」

さまざまなパフォーマンスも企画されている。7日は「尾上01平 with 紗季アコースティックライブ/サウンド・コアライブ」(11時30分~)、「厚岸消防会獅子舞披露」(12時30分~)。

14日は片無去戯斬太鼓同好会による「戯斬(ざきん)太鼓」(11時30分~)や出島孝州民謡連合会による「三味線・民謡・舞踏」(11時50分~)、「カラオケのど自慢」(13時10分~)が披露される。

今年は「あっけし牡蠣まつり」の第50回目の開催とあって、7日、14日とも小学生以下を対象とした「もちまき」(7日12時50分~/14日12時30分~)が行われる。

さらに、10月6日(土)9時00分には、北海道テレビ(HTB)のマスコットキャラクター"onちゃん"が登場。ステージショーやグッズの販売、スピードくじなどを実施。

10月7日、14日には各日先着200名に北海道牛乳普及協会が牛乳PRコーナーを設け、牛乳パックのプレゼントもある。開催時間は9時00分から16時00分まで(最終日の14日は15時00分まで)、雨天の場合は中止となる。