ネット上では早速この事件を揶揄するコメントが噴出しているジャスティン・ビーバー (C)BANG Media International

カナダ出身のポップス・R&Bシンガーのジャスティン・ビーバーが、ワールド・ツアー初日にステージ上で嘔吐するというアクシデントが発生した。

ワールドツアー初日となった9月29日、米アリゾナ州グレンデール公演に臨んだジャスティンだったが、ニュー・アルバム『ビリーヴ』からのシングル「アウト・オブ・タウン・ガール」を歌っている最中にそれは起こったという。

複数のメディアが伝えているところによれば、ジャスティンは「アウト・オブ・タウン・ガール」中にダンサーたちと共に意気揚々と階段を降り、ステージ最前に踊り出たもの突如反転。観客に背を向けた中腰の状態で、約1万8,000人の観客を前に嘔吐してしまった。ジャスティンはダンサーやDJが演奏を続ける中でバックステージへと走り去り、しばらくした後にステージに再登場。「ごめんよ。ちょっとこれからはスローなペースでいかせてもらうよ」を観客たちに謝罪した。

その後は、アコースティックギターでバラードナンバー「フォール」を演奏し、さらに「ネヴァー・セイ・ネヴァー」やニッキー・ミナージュとのデュエット曲「ビューティー・アンド・ア・ビート」などを歌い上げているため大事には至らなかったようで、ジャスティンは「あんまり気分が良くなくて、しかも大勢の人の前に吐いちゃうなんて、とっても辛いよ。ステージで吐いちゃったけど、まだ僕のことを好きでいてくれるかな? これから最高のショーを披露するから、このステージを最後まで続けていいかい?」と観客に語りかけている。

ライブ終了後にジャスティンは、ベッドで横になっている写真を投稿し「素晴らしいショーだったよ。明日のショーまでには回復するからね!! みんな大好きさ」とファンへのメッセージとともに、「それから……牛乳は飲むべきじゃなかったな」とのツイートを残している。なお、ジャスティンがステージ上で嘔吐したのはこれが初めてのことではなく、昨年5月のフィリピン公演中、数回にわたって嘔吐を繰り返している。同公演の前に胸部感染症かかったことが原因だったが、この時もライブを完遂させている。

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