Texas Instruments(TI)は、携帯機器から、より大きなスクリーンを持つディスプレイへ、メディア、ゲーム、 写真などのデジタル・コンテンツのストリーミングを実現するエンド・ツー・エンドソースソリューション「Miracast」を発表した。

同ソリューションは、信号源(ソース)およびディスプレイ(シンク)の各ソリューションで構成されており、同社の「OMAP」、「DaVinci」および「WiLink」の各ソリューションを組み合わせることで、セキュアなWi-Fi接続上で 高いビデオ品質と低レイテンシを実現することが可能だ。すでにWi-Fi CERTIFIED Miracast機器で通信するために必要なMiracast認証のための試験環境(テストベッド)で互換性を検証済みだという

最新のソリューションの場合、OMAP 4プロセッサとWiLink 6.0/WiLink 7.0コネクティビティ・ソリューションがベースとなっており、より高性能を目指したOMAP 5プラットフォームとWiLink 8.0ファミリへの移行も予定しているという。また、特定のAndroid対応アプリケーション向けに、OMAPプラットフォームおよびWiLinkコンボ・コネクティビティ・ファミリを使用したMiracastディスプレイ・ソリューションも提供しているという。