覚せい剤事件で執行猶予中の酒井法子が、12月15日から渋谷区文化総合センター大和田・さくらホールで上演される舞台『「碧空の狂詩曲」~お市の方 外伝~』で女優復帰することが27日、時代劇舞台サイト「一期一会」公式サイトで正式に発表された。

12月の舞台で女優復帰する酒井法子(写真は覚せい剤事件後の謝罪会見より)

一期一会運営委員会は、「一期一会 主演に酒井法子を抜擢 その思い。」と題し、「彼女が過去に起こした事件について、心から反省し、役者として一からやり直すという言葉を受け止め、我々は彼女の役者としての次なる一歩の手助けをしようと考えました」と経緯を説明。「生の舞台だからこそ、彼女の本当の意気込みを感じることができるのではないかと考えております」と、本人希望のもと復帰の場所として舞台を選んだことを明らかにした。

また、「罵声を浴びる覚悟もある」という酒井の言葉が報道されたことについては、「彼女はあえて一番お客様の反応がダイレクトに返ってくる生の舞台を選びました」と本人の意志を伝え、「今後の一期一会、そして酒井法子の未来は舞台の目撃者である観客の皆様にかかっております」と、ネット経由やメディアを通しての批判だけでなく、生の反応を受け止める覚悟であることを改めて説明した。