コニカミノルタビジネスソリューションズとコニカミノルタビズコムは9月27日、中小企業向けのクラウドサービス「仕分け名人クラウド」を10月中旬から販売開始すると発表した。同サービスは2011年3月に発売された「仕分け名人V2」のクラウド版となる。

仕分け名人クラウドは、スキャンした文書やFAX文書の保存・リネーム機能などにより、企業のペーパーレス化や業務効率化を促進するサービス。コニカミノルタのプリンター複合機「bizhub(ビズハブ)」シリーズと連携し、スキャン文書やFAXの受信ファイルをオンラインストレージ上の指定フォルダに自動で保存できる。保存したファイルはモバイル端末などから閲覧可能。また、既存のインターネット環境を利用でき、新たなサーバーや仕分け用のPC設置も不要で低コストでの導入を可能としている。

仕分け名人クラウドのシステム構成図

なお、ファイルを保存するオンラインストレージは、無料で使える「Dropbox」と、シーイーシーが提供する有料サービス「Webhard」の2種類から選択できる。

仕分け名人クラウドの年間利用料は5000円で、初期費用が2万5000円。Webhardの年間利用料は5GBが2万8600円、10GBが4万4000円となっている(いずれも税別)。