Adobe Premiere Elements 11

アドビ システムズは25日、コンシューマー向けビデオ編集の定番ソフトウェアの最新バージョン「Adobe Premiere Elements 11」を発表した。発売日は10月12日、アドビストアでは25日より予約受付を開始する。価格は1万4,490円(乗換え・アップグレード版 1万290円)。WindowsとMac OS両方に対応する。

「Premiere Elements 11」は、プロ品質のホームビデオを簡単に制作することができるものだ。「Photoshop Elements 11」と同様の強化機能が多数採用されており、ユーザーインタフェースも一新。高品位なエフェクト、トランジション、テーマ、タイトル、ディスクメニュー、プロ仕様の特殊効果とサウンドを幅広く取り揃えており、作品に磨きをかけることが可能となった。

また、新たに搭載した「フィルムルックエフェクト」により、ハリウッド映画のような映像にワンタッチで加工することもでき、スローモーション/ファストモーション効果の追加、簡単なスライダー操作でのカラー調整、ブレンドの簡単な統合によるシームレスなトランジション、プリセットによる調整などもできる。

クイックモードのシーンライン編集(左)、エキスパートモードのタイムライン編集(右)

なお、コンシューマー向け写真編集ソフト「Adobe Photoshop Elements」も同時に発表され、セットにして価格を抑えたバンドル版「Adobe Photoshop Elements 11 & Adobe Premiere Elements 11」の価格は2万790円(乗換え・アップグレード版 1万5,540円、学生・教職員個人版 1万290円)となっている。