iPhone 5

米Appleは24日(現地時間)、スマートフォン「iPhone 5」の販売台数が発売開始(9月21日)から3日間で500万台を超えたと発表した。同社は初回出荷分をすでに売り切っており、現在は注文して入荷を待つという状態である。

昨年発売したiPhone 4Sの発売後3日間の販売台数は400万台だった。これをiPhone 5は大幅に上回っている。ただし、予約開始後24時間の予約注文数がiPhone 4Sの2倍だったのに比べるとペースダウンしている。これは予約受付初日の注文数が初回出荷分を上回り、予約しても入荷待ちになった影響と考えられる。非常に高い需要についてCEOのTim Cook氏は、「各店舗には定期的にiPhone 5を供給しています。お客様にはお待たせいたしておりますが、iPhone 5を全てのお客様にお届けできるよう努力してまいります」とコメントしている。

21日に発売開始になったのは、米国、オーストラリア、カナダ、英国、フランス、ドイツ、香港、日本、シンガポールのみ。28日にさらに22カ国での販売が始まり、年末までに販売地域を100カ国以上に広げる。需要が供給を上回る状態がしばらく続きそうだ。