今年で4回目を向かえる「電通大杯 ヒト型レスキューロボットコンテスト 2012」(画像1)。11月4日(日)に大阪電気通信大学駅前キャンパス(大阪府寝屋川市早子町12-16)5階506教室で開催予定で、その参加者募集が開始された。申し込みは公式サイトに記載されているメールアドレスにて行う。応募の締め切りは10月19日(金)。参加費は無料だ。

画像1。電通大杯 ヒト型レスキューロボットコンテスト 2012のポスター

ヒト型レスキューロボコンは、1999年から毎年開催されている「レスキューロボットコンテスト」の新たな展開を目指し、2009年から始まったヒト型ロボット1台と操縦者1名で参加できるロボット競技だ。主催はヒト型レスキューロボットコンテスト実行委員会(委員長:大阪電気通信大学の升谷保博教授)である。

ヒト型ロボット(市販、自作問わない)を目視で遠隔操縦して、約4m×2mのフィールド(画像2)内で「トンネルくぐり」(画像3)、「段差乗り越え」(画像4)、「ガレキ除去」(画像5)、「要救助者搬送」(画像6)の4つのタスクを順にクリアし、かかった時間の短さを競う内容である。

画像2。約4m×2mのフィールド

画像3。第1関門のトンネルくぐり

画像4。第2関門の段差乗り越え

画像5。救助エリアでは、第3関門として、ガレキ除去をまず行なう

画像6。要救助者の搬送。ちゃんと抱きかかえるのもすべてヒト型ロボットが行わないといけない

また、各タスクに対する審査員による評価も重視される仕組みだ。要救助者には、身長320mmのデッサン人形が用いられる。今回は、搭載カメラによる遠隔操縦についてのルールが明確になった点が大きな特徴だ。

なお、下の動画は、2009年の模様だ。ぜひ、ふるって参加していただきたい。