デジタルアーツは9月12日、iPhoneやiPadなどのiOS搭載端末向けのWebフィルタリングサービス「i-FILTER ブラウザー for iOS」の最新版となるバージョン1.1の提供を開始した。

i-FILTER ブラウザー for iOSは企業・官公庁・教育機関向けのクラウド型Webフィルタリングサービス。今回のバージョンアップでは、フィルタリングのカテゴリ分類が92種類に拡充され、情報漏洩などの可能性がある危険なWebサイトへのアクセスを阻止する標的型攻撃対策(出口対策)機能が搭載されている。

フィルタリングのカテゴリ分類が強化され、より細かなポリシー設定が可能になった

また、ユーザー情報をCSVファイルとしてインポート・エクスポートする機能や、業務で利用する社内システムなどをブックマークとして各端末に一括配信するといった機能も追加されている。

ブックマークの一括配信・カスタマイズ制御のイメージ

すでにi-FILTER Ver.8を導入している企業は、無償オプション製品の「i-FILTER Reporter」を利用することで、社内のPCとiOSのスマートデバイス端末のログをまとめて視覚化することも可能となっている。