ヤフーは10月1日から、「Yahoo!オークション」「Yahoo!ショッピング」に次ぐ第3のECサイトとなる「Yahoo!バザール」の提供を開始すると発表した。

Yahoo!バザールは、個人ユーザーが固定価格で商品を売買できるWebサービス。出品手続きはYahoo!オークションよりも簡単で、購入はYahoo!ショッピングと同じ感覚で行えるという。なお、出品には「Yahoo!プレミアム」会員への登録が必要となる。

Yahoo!バザールのWebサイトイメージ

出品者は商品販売価格の9.45%の手数料がかかるが、10月1日～11月14日のオープニングキャンペーン期間は出品手数料が無料。また、11月15日以降にYahoo!バザールで商品を購入すると、購入者には商品販売価格の1%分のYahoo!ポイントやTポイントが付与されるが、このポイント付与の原資負担として出品者は1%の手数料を負担する。

個人ユーザー間の料金の支払いはYahoo! JAPANが仲介し、購入者が商品を受け取ってから、出品者に代金が支払われる仕組み。これにより、代金を支払ったのに商品が届かないといったトラブルを防げるという。

同社は今後、商品バーコードを読み取るだけで商品名などの各種情報が自動的に反映され、最短30秒で出品が完了する「Yahoo!バザール出品アプリ(仮)」の提供を予定している。