ブイキューブ(以下、V-cube)と大日本印刷(以下、DNP)は9月12日、V-cubeが提供するWeb会議システムに、DNPのデジタルペンを使った会議・プレゼンテーション支援システムを組み込み、コミュニケーションを支援するサービスの発売を、同日より開始すると発表した。

V-cubeのWeb会議システムは、パソコン上で遠隔地間での音声や映像のやり取り、デジタル資料の共有やマウスを用いた書き込みなどの機能を搭載したシステム。

V-cubeのWeb会議システム

今回、デジタルペンを用いた手書き機能をWeb会議システムに追加することで、口頭での説明では理解困難だった内容に対して図やイラストなどを用いて補足伝達することが迅速かつ容易になった。

デジタルペン組み込みに合わせ、専用ホワイトボードにプロジェクタで資料画像などを投影し、投影した資料の上にデジタルペンで情報を書き込むと、その内容が、Web会議システムの情報共有画面に自動的にリアルタイムでアップロードされる「インタラクティブホワイトボード機能」を搭載。

これにより、複数拠点を結んだディスカッションの場合、ある拠点で資料に書き込んだ情報を、遠隔地にいるメンバーと共有することが可能になる。

価格は、「Web会議システム V-CUBE ミーティング」が月額4万4,900円(税別)から、「インタラクティブホワイトボードオプション OpenSTAGE(デジタルペン用マグネットスクリーン、ソフトウェア、デジタルペン1本)」が一式あたり19万円(税別)。