シトリックス・システムズ・ジャパンは9月10日、ビジネスパースンの「モバイルワークスタイル」の現状に関する意識調査の実施結果を発表した。

「モバイルワークスタイル」とは、自宅や出先など、いつでもどこでもオフィスにいるのと同じように仕事ができる働き方。

調査概要は、調査方法がインターネット調査、調査期間が6月15日~18日、調査対象が東京、千葉、神奈川、埼玉における従業員30人以上の企業(官公庁、地方自治体、自営業、自由業を含む)に勤務する20~50代の男女でサンプル数は2,064名。

調査結果によると、「モバイルワークスタイル」という言葉や働き方について、「東日本大震災以前から知っていた」は40.8%で、「昨年の東日本大震災後に震災後に知った」が8.7%となり、全体では50.5%が「知らなかった」と答えている。年齢別でみると、「知らなかった」と答えたのは、男性20代が55.0%、女性20代が66.7%と最も多かった。

「モバイルワークスタイル」の認知率

「モバイルワーク」の利用に満足しているかについては、22.9%が「大変満足」、50.0%「やや満足」と答えた。その理由としては、「通勤などの無駄な時間が省け、時間を有効に使える」が78.4%と最も多く、次いで「自分の仕事に集中できる」が49.0%、「自分の好きな場所で仕事ができる」が43.1%となっている。

「モバイルワークスタイル」が満足の理由

「モバイルワークスタイル制度」はどれくらい続いたかについては、「現在も続いている」が52.2%、「3カ月未満で終了した」が20.9%となり、また、モバイルワークスタイルが廃止されたと答えた回答者に対しての、モバイルワークスタイルは今後も継続したほうがよいかにつていは、、34.4%が「大変そう思う」、50.0%が「ややそう思う」と回答した。

また、「モバイルワークスタイル」がないとゆくゆく会社を辞めるかもしれないと思うかについては、「大変そう思う」が2.1%、「ややそう思う」が6.8%と答え、約1割が「そう思う」と答えた結果となった。

「モバイルワークスタイル」がないとゆくゆく会社を辞めるかもしれないと思うか?