「ちょいグリッシュ」の啓発キャラクターであるルー・大柴氏

「Yahoo!英語 powered by iKnow!」とは

8月20日、英語学習サービス「iKnow!」を運営するセレゴ・ジャパンは、同サービスを「Yahoo!英語 powered by iKnow!」として、ポータルサイトYahoo! JAPANにて提供を開始した。これを記念し、同社は9月3日、都内でリリース記者発表会を開催。

「iKnow!」とは、脳科学をベースにしたウェブ上での学習エンジンシステムのこと。英単語などの覚えたい単語を、「見て・読んで・聞く」ことによって、スムーズな記憶を促すという。

今回新しく提供が開始された「Yahoo!英語 powered by iKnow!」は、「ちょいグリッシュ」をコンセプトとして開発された。「ちょいグリッシュ」とは、「日本語の中に英語を混ぜて話す」しゃべり方のこと。日本語を織り交ぜることによって、英語習得に伴う学習者のストレスを軽減させ、楽しく英語学習を続けてもらうことが目的だという。

「ちょいグリッシュ」の啓発キャラクターであるルー・大柴氏

イベントには、「ちょいグリッシュ」の啓発キャラクターであるタレントのルー・大柴氏が出席。英語学習における「ちょいグリッシュ」の重要性を、英語を交えながら語った。

「英語は、enjoy しながら play することが very important です。日本語の中に English を混ぜれば覚えることができますよね。全部英語にしてしまうと difficult なので、気楽に英語を使うことができる『ちょいグリッシュ』はとても良い idea だと思います」(ルー・大柴氏)

ルー・大柴氏

イベントでは、「ちょいグリッシュ」をふんだんに使用した文章も公開された。昔話「桃太郎」を、「ちょいグリッシュ」で変換したものである「ピーチ太郎」が同氏によって紹介され、会場の笑いを誘った。

ちょいグリッシュで昔話を語れば、子どもの頃から英語を覚える!?

また、同コンセプトを啓発するためのツイッターも配信が開始されている。ルー・大柴氏が実際に「ちょいグリッシュ」を使い、1日に1ツイートで、「寝耳にウォーター」、「ちりも積もればマウンテン」、「一寸先はダーク」などの格言を配信するとのこと。

Yahoo! JAPANの経営スローガンは「爆速」

イベントには、ヤフー副社長 川邊健太郎氏、セレゴ・ジャパン代表取締役社長CEO エリック・ヤング氏、セレゴ・ジャパン アドバイザー 夏野剛氏も参加。Yahoo! JAPANの経営スローガンである「爆速」の「速」の部分を「SPEED」に変えたTシャツを着用していた。

左から夏野氏、ルー・大柴氏、ヤング氏、川邊氏

「iKnow!」を運営するセレゴ・ジャパンのヤング氏は、同サービスのコンセプトである「ちょいグリッシュ」について次のように語った。

「『ちょいグリッシュ』は、英語を使うことに対する恥ずかしさをなくすことを目的としています。ジャパングリッシュは良くないという人もいますが、英語は使うことによって覚えることができます。ぜひ『ちょいグリッシュ』で、楽しく英語を使っていただきたいと思います」(エリック・ヤング氏)

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