シャープは9月7日、「プラズマクラスタードライヤー」シリーズの「IB-HD92」「IB-HD52」を発表した。いずれも発売は9月20日で、価格はオープン。推定市場価格はIB-HD92が19,800円前後、IB-HD52が14,800円前後となっている。

「IB-HD92」

「IB-HD52」

シャープ独自の「プラズマクラスター」機能搭載のドライヤー第2弾。ドライヤーの風とともに、水分子に囲まれたプラスとマイナスのイオンを髪に与え、髪の表面のキューティクルを水分子でコーティングする。

うるおい効果が約8時間持続し、朝の手触りが夕方まで続くという

これにより、水分が髪の内部まで浸透。プラズマクラスター非搭載のドライヤーを使った場合と比較して、冷風モード使用時で約16%多い水分量を確保できるという。また、同社がこのたび行った実証実験では、うるおい効果が約8時間持続する結果が得られたとのことだ。

さらに、ブラッシングや手ぐしで髪の手入れを行った際、髪はプラス、手やブラシはマイナスに耐電することから静電気が発生するが、プラスとマイナスのイオンから成るプラズマクラスターイオンが静電気を約4分の1に抑えられる。ブラッシングを行っても、滑らかな指どおりを実現するということだ。

そのほか、髪に付いたタバコなどのニオイを分解・除去する効果もある。

上位モデルのIB-HD92では、「アマツバメ」の翼の形状を模した送風ファン、および新たな送風構造「サイレントエアロフォルム」を採用。送風効率が高くなった一方で、従来モデル「IF-PB1」と比較して、使用時の騒音を約5dB抑えた。また、髪の主成分であるケラチンが変性を始めるといわれる摂氏55度より低い50度前後で髪を乾かす「地肌エステモード」も搭載する。

主な仕様は次の通り。

IB-HD92は、消費電力が1,200W(ホット/ターボ運転時)、温風温度が約115度(ホット/ドライ運転時、室温30度)、風量が1.3m³/分(ホット/ターボ運転時)。

IB-HD52は、消費電力が1,200W(ドライ運転時)、温風温度が約115度(ドライ運転時、室温30度)、1.2m³/分(ドライ運転時)。

サイズはIB-HD92がW89×D202×H212mm、IB-HD52がW89×D158×H198mm(ACコード・セット用ノズルを除く)。重量はIB-HD92が約580g、IB-HD52が約520gとなっている。