オープニングイベントでの阿波踊りの様子

2012年10月~2013年4月までの7ヵ月にわたり、「2012とくしまINAKA博覧会」が開催される。徳島の観光資源である自然やグルメ、阿波踊り、阿波人形浄瑠璃などの文化芸能を生かして「ひとづくり」、「伝統文化の継承」、「地域の活性化」を図る新しい形の国民文化祭だ。

「2012とくしまINAKA博覧会」は、「アスティ秋の阿波おどり」と題したオープニングイベントで幕を開ける。開催日時は9月22日(土)と23日(日)、10:00~16:00まで。入場は無料。開催場所はアスティとくしま(徳島県立産業観光交流センター)。

「アスティ秋の阿波おどり」では、伝統芸能である阿波踊り、阿波人形浄瑠璃、伝統ある祝福芸「阿波木偶箱廻し」が上演される。ステージでは演歌歌手、北山たけしのコンサート(22日)や吉本芸人のキャンパスボーイの出演(22日、23日)も予定されている。

阿波踊りは選び抜かれた有名連が踊るもので、午前と午後の2回上演される。

会場では徳島ラーメン、徳島バーガー、スイーツ、徳島B級グルメの出店や地酒の試飲、販売のコーナーもあり、徳島ならではの味覚を満喫できる。

さらにスダチ、鳴門わかめ、さつまいも、和三盆、海産物、藍染製品など、徳島の海や山の幸、特産品の展示販売も行われる。市町村ブースもあり、特徴ある観光や物産の紹介がされる。

体験コーナーでは藍染め、大谷焼、和紙細工、竹細工、木工細工、貝殻細工、LED工作、遊山箱作り、けん玉や阿波とくしま観光かるたなどで遊ぶことができる。両日ともに終日実施されている。

観光コーナーでは徳島や四国の観光、徳島まつりを紹介。日本百選写真パネル、花のある風景写真パネル、四国88カ所写真パネル、ロケ地写真パネル、光の88カ所写真パネルが展示される。

徳島県のゆるキャラには、すだちくん、うずピーなどがいるが、会場で彼らに会えるかもしれない。