JR東海は、10~11月に実施する「Shupo ~秋の信州」キャンペーンに合わせ、木曽路エリアと伊那路エリアにてそれぞれ観光列車を運転する。

急行「飯田線秘境駅号」は373系車両(写真)で運行

木曽路エリアでは、117系車両「トレイン117」(4両編成)が、快速「中山道トレイン」として名古屋~南木曽間を走行。10月13日から11月11日までの土曜・日曜・祝日限定で、上下各1本を運行させる。1・3・4号車は大型のテーブルが配置された客席(全車指定席)で、2号車は自由に利用できる「ウィンディスペース」。沿線の景色がより楽しめるように、窓向きに木製ベンチが配置されている。大井宿が近い恵那駅、馬籠宿が近い中津川駅、妻籠宿が近い南木曽駅に停車し、下車して宿場町の旅も楽しめる。

伊那路エリアでは、373系車両(3両)が急行「飯田線秘境駅号」として走行。11月17~25日の期間、豊橋~飯田間を上下各1本運行する。上下いずれの便も、飯田線の秘境駅として知られる小和田・中井侍・為栗・田本・金野・千代の6つの駅を巡る。全車指定席。上下ともに、豊橋~大嵐間の車内で「秘境駅号乗車証明書」を乗客全員にプレゼントする。

これらの観光列車を利用したツアー商品もJR東海ツアーズより発売されている。なお、いずれも列車編成は都合により変更される場合がある。