カシオのデジタルカメラ「QV-10」が国立科学博物館の未来技術遺産に

 

カシオ計算機が1995年に発売したデジタルカメラ「QV-10」は、現在のデジタルカメラの基礎を築いた製品と言える。そのQV-10がこのほど、国立科学博物館が主催する平成24年度重要科学技術史資料(未来技術遺産)に登録された。

1995年と言えば、今(2012年)から17年前、ちょうどマイクロソフトのWindows 95が登場した年だ。読者諸氏の中には、QV-10を懐かしく思われる方もきっと多いことだろう。

QV-10

重要科学技術史資料(未来技術遺産)は、独立行政法人国立科学博物館が平成20年度から実施している登録制度。「科学技術の発達史上重要な成果を示し、次世代に継承していく上で重要な意義を持つ科学技術史資料」、および「国民生活、経済、社会、文化の在り方に顕著な影響を与えた科学技術史資料」の保存と活用を図るため、というのが目的だ。

QV-10以前のデジタルカメラは、主に報道機関などで使われる高価な業務用の機器だった。そのQV-10だが、撮った写真をその場で確認できるカラー液晶モニタを備え、いらない写真もその場で消去、気に入った写真はPCへ転送、そして持ち運べる携帯性など、今でこそ当たり前であるデジタルカメラの特徴を持ち、当時としては画期的な製品だった。QV-10がきっかけとなり、現在は「カメラと言えばデジタルカメラ」と言えるまでになっている。こうした点が評価され、平成24年度の年度重要科学技術史資料(未来技術遺産)に登録されたとのことだ。

なお、カシオ計算機としては、平成20年度の「電子式卓上計算機 カシオミニ」、平成21年度の「デジタルカメラ試作機DC-90(熱子/重子)」に続き、3回目の登録となった。

その他の登録製品には、ソニーの「ウォークマン(1号機)」、NTTドコモ(当時は日本電信電話公社)の「自動車電話(TZ-801形移動機本体、TZ-801形1号自動車電話機)」、日立アプライアンスの「かくはん式全自動洗濯機(SC-AT1)」などがある。

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