章立て・転職・結婚システム――シリーズ一番の名作は?『ドラゴンクエスト』ランキング

1986年に第1作目が発売されて以来、日本を代表するRPGへと登りつめた『ドラゴンクエスト』。8月には初のオンライン専用タイトルとなった『ドラゴンクエストX 目覚めし五つの種族 オンライン』が発売され、新たなステージへかじをとった本シリーズだが、今回は『ドラゴンクエストX』の発売を記念し、歴代シリーズの名作ナンバーワンを決めるべくアンケートを実施した。(アンケートは発売前に実施したためI~IXまで)

■『ドラゴンクエスト』シリーズで一番の名作はこれだ!

1位『ドラゴンクエストIII そして伝説へ…』24.0%
2位『ドラゴンクエストV 天空の花嫁』 22.2%
3位『ドラゴンクエストIV 導かれし者たち』 21.4%
4位『ドラゴンクエストVI 幻の大地』 10.3%
5位『ドラゴンクエスト』 9.4%
次点『ドラゴンクエストVII エデンの戦士たち』 4.3%

栄光の1位に輝いたのは、シリーズ3作目となる『ドラゴンクエストIII そして伝説へ…』。「触れたら最後、日本全土がハルマゲドン」という素敵なキャッチコピー(ファミコン版)を持つ本作は、「転職で自分好みのパーティーを編成できるから」(30歳/男性/事務系専門職)、「過去2作の内容を引き継ぎ、壮大なストーリーの結末を見事に綴った名作」(29歳/男性/情報・IT/事務系専門職)といった具合にゲームシステム、ストーリー共に抜群という声が非常に多い。また「はじめてプレイしたドラクエ」(24歳/男性/アパレル・繊維/技術職)「初めてやったゲームソフト」(29歳/女性/自動車関連/事務系専門職)など、本作からシリーズ初プレイだった人も多数いるようだ。個人的には、主人公の父親オルテガが、盗賊カンダタと色違いのキャラクターデザイン(ファミコン版)だったことや、その父親が橋を架けずに敵の城へ泳いで渡り、モンスターと死闘を繰り広げていたことが印象深い。後にスーパーファミコンやゲームボーイカラーでもリメイクされ、さまざまな要素が追加されたがいずれも人気は高く、多くの支持を集めている。

そして、2位の座を射止めたのはシリーズ5作目となる『ドラゴンクエストV 天空の花嫁』だ。親子3代に渡る壮大なストーリーが魅力的な本作だが、「花嫁が選べるのが画期的」(28歳/女性/ホテル・旅行・アミューズメント/事務系専門職)、「なんだかんだいってビアンカかわいい」(25歳/男性/金融・証券/営業職)といった結婚イベントに関するコメントも相当数寄せられた。初プレイでは、幼なじみであるビアンカとの結婚を選んだ人が多かったが、ベホイミやイオナズンを習得するフローラの能力に魅かれたプレイヤーも。ちなみにニンテンドーDS版のリメイクで新たに登場した花嫁候補デボラは、わがままで高飛車な性格のためか、ビアンカ人気を脅かすキャラクターにはいたらなかった(著者もDS版プレイでデボラを嫁に迎えたが、その言動に辛抱たまらず後にビアンカでやり直すことに)。

そして3位に選ばれた『ドラゴンクエストIV 導かれし者たち』。「それぞれの章の主人公が最後に集結する展開にワクワクした」(29歳/男性/印刷・紙パルプ/事務系専門職)といったコメントが多く、章仕立てのストーリーが人気を集めている。また、「ピサロも単純な悪役とは思えない悩ましい設定だった」(30歳/男性/団体・公益法人・官公庁/事務系専門職)、「敵側のストーリーも描かれている」(31歳/女性/金属・鉄鋼・化学/事務系専門職)といったように、敵キャラクターであるピサロの魅力にハマったという意見も多い。個人的にはなぜかバックアップデータが何度も飛んでしまったタイトル(ファミコン版)であるが、それゆえ何度も繰り返しプレイして、エンディングを迎えて涙したという印象深い作品である。

そのほか、4位にランクインした『ドラゴンクエストVI 幻の大地』には、「転職システムに加えてモンスターを仲間にできるところが良い」(29歳/男性/医療・福祉/専門職)、「2つの世界を行き来するのが楽しい」(29歳/男性/金属・鉄鋼・化学/技術職)、5位のシリーズ1作目『ドラゴンクエスト』には、「世界観の原点に浸れるから」(23歳/女性/医療・福祉/事務系専門職」というコメントが寄せられている。

集計結果からわかるように、『ドラクエ』作品はダントツコレ! というものがなく、どの作品も魅力的なシステムやストーリーを持ち合わせていることがよくわかる。1作目の『ドラゴンクエスト』が発売されてから今年で26周年。さすがの大作といったところだ。個人的には初期タイトルも好きだが、『ドラゴンクエストIX 星空の守り人』もニンテンドーDSのすれちがい通信機能の可能性を見せてくれた作品。ある一定の階でメタルキングのみが出現する「まさゆきの地図」(見えざる魔神の地図Lv87)を求めて連日秋葉原をさまよったものだ。そしてネットワーク専用ソフトとして登場した『ドラゴンクエストX 目覚めし五つの種族 オンライン』――まだまだ今後の展開が楽しみなシリーズである。

※アンケート 調査時期:2012年7月4日~7月16日
調査対象:マイナビ ニュース会員
調査数:男女487名
調査方法:インターネットログイン式アンケート

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