Opera’s newest Web browser introduces a new technology platform.

Operaのデスクトップチームは28日(ノルウェー時間)、Operaの開発版にSPDYのサポートを含む、いくつかの新機能の追加やバグフィックスを行ったことを発表した。公開されたのは次期バージョンOpera 12.50のスナップショット版で、新たに追加された機能は次のとおり。

  • ICCプロファイルを使用したイメージのカラーマネジメントサポート
  • フルスクリーンAPIのサポート
  • SPDYプロトコルのサポート
  • コンテキストメニューの拡張
  • CSS 3条件付きルールの第一歩として、ネストされた@mediaのサポート
  • HTML5のreversed属性のサポート

Operaでは7月初旬に実験的にSPDYをサポートした「Opera Labs SPDY」を公開していたが、これまでメインストリームには取り込まれていなかった。今回、新たにSPDYがサポートされたことでOpera 12.50ではTwitterやGoogleサービスといったSPDYに対応したサイトにアクセスした際に、高速通信が可能となりそうだ。

その他にも、キーボードによるテキスト選択機能やMacでのキーボードイベント処理の修正が行われている。F7キーを押すことでテキスト選択が行えるようになったほか、Macではevent.ctrlKey及びevent.metaKeyでスワップされなくなっている。