富士通は8月30日、日本航空のグループ全社員約3万1,000人を対象にした社内教育システムを構築し、7月よりJ本稼働を開始したと発表した。

導入したシステムは、業界トップシェアのeラーニングシステムである富士通のeラーニングシステム「Internet Navigware」をJALグループ様向けにカスタマイズして提供したもの。

JAL様eラーニングシステム ログイン画面

eラーニング運用とInternet Navigware製品

富士通システムズ・イーストのeラーニング構築の専門SE部隊が3カ月で構築した。同システムは、国内・海外含め、JALグループ全社員が共通で利用可能であるため、教育完了までのスピードアップ、教育・受講スケジュール調整の効率化、集合教育における出張コストの削減を図る。

JALグループの中でも多くのeラーニングコースを運用している整備部門では、最新性が求められる重要な整備士資格情報とその基となる教育受講情報を、JAL独自の整備業務管理システム「JAL Mighty」と連携させることによって、常に最新の情報が更新された状態で管理する。