中野純子「ヘタコイ」10巻

「ちさ×ポン」「ヘタコイ」で知られる中野純子が、7月28日午前4時55分、虚血性心疾患のため逝去していたと発表された。45歳。自宅で倒れ、すぐに病院に搬送されたが、懸命の処置もかなわず他界したとのこと。

中野は高校在学中に月刊セブンティーンにてデビュー。その後、ヤングユーなどで執筆した後、週刊ヤングジャンプ(すべて集英社)にて、1998年から1999年まで「B-SHOCK!」を、2001年から2005年まで「ちさ×ポン」を連載。そして今年春に、2007年からスタートした「ヘタコイ」を完結させたばかりだった。新連載に向けての構想を固めようとしている間際の出来事で、仕事場にはすでに新しいパソコンを導入し、次回作からはデジタル作画にも挑戦する予定だったという。