先日には髪をブルネットにし、カラーを「ルイ・ヴィトン・ブラウン」と名づけたレディー・ガガ (C)BANG Media International

2,900万人ものツイッターのフォロワー数を誇るレディー・ガガだが、そのうち71%はでっち上げだという報告結果が公表されている。

ガガは今年3月に、ソーシャル・ネットワーク史上初めとなる、ツイッターで2,000万人のフォロワー数を獲得しており、それによるマーケティング効果として3,000万ドル(約24億円)もの利益が上がっていると報道されていた。

しかし今回、ソーシャル・メディアの調査を行うステイタス・ピープル社は、ガガのフォロワーの約4分の3は実際に利用されているアクティブなアカウントではなく、使われていない未使用のアカウント、もしくはボッツと呼ばれるスパムによって作られた架空の偽アカウントであるという調査結果を発表した。

同社は独自の調査ツールによってツイッターのフォロワーを「ニセ」「未使用」「本物」という3つに分類し、同社の幹部ロブ・ウォーラー氏は英ガーディアン紙に今回の調査結果についてコメントを寄せている。「ニセのアカウントは、フォロワーになるために作られ、スパムを送信する。通常、ニセのアカウントにはフォロワーはつかず、一方でたくさんの人のフォロワーとなっている。未使用のアカウントはしばらく使われていないものだ。もしかしたら本物のアカウントかもあるかもしれないが、実際に情報を発信していないため、情報を得るためだけのアカウントだと我々は考えている。それ以外の全てのものが本物のアカウントになる」 

またニューヨーク・タイムズ紙も、フォロワー数を増やすため、企業が人気であることを装うためにツイッターのフォロワーをオンライン上で購入することができると指摘しており、ガガが自身のフォロワーを購入したという証拠はないものの、同社の調査によると最近新しくガガのフォロワーとなった10万人のうち、「本物」はたった29%だけであるとされている。

2013年初めにニュー・アルバム『アートポップ』のリリースを控え、声の出が良くなると信じているため、スタジオで全裸になって同アルバムのレコーディングを行っていると報道されたばかりのガガ。彼女は現在、110日にも及ぶボーン・ディス・ウェイ・ボール・ツアーの真っ最中で、イギリスでのライブを9月8日と9日にトゥイッケナムで、11日にはマンチェスター・アリーナで予定している。

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