Sony(ソニー)は8月29日(ドイツ時間)、Xperiaブランド初のタブレット製品「Xperia Tablet S」を発表した。
タッチスクリーンは9.4型で、視野角が広いOptiContrastパネルが用いられている。low-frictionコーティングによって指紋がつきにくく、スムースにタッチ操作を行える。アルミニウムを採用した本体はスリムで、ペーパーバック程度の重さなので手に持って操作しやすい。また防滴設計になっており、濡れた指でも操作できる。プロセッサは、ゲームやメディア再生に強いNVIDIA Tegra 3 (クアッドコア)。SonyのQuick TouchテクノロジやQuick Viewテクノロジ、S-Forceフロントサラウンドとの組み合わせによって、快適に各種コンテンツを楽しめる。
背面に8メガピクセルのHDカメラ、フロントに1メガピクセル・カメラを搭載。SDカードスロットを備えており、SDカードを用いたストレージ拡張やコンテンツのやり取りが可能。DLNAまたはHDMIコネクタを通じてTVと接続し、写真や動画、音楽などのコンテンツを共有できる。またAV機器を操作するIRリモコンとしても使用できる。
OSはAndroid 4.0.3 "Ice Cream Sandwich"。Small Appsというミニ版のWebブラウザ、計算機、タイマー、リモコン、音声レコーダーなどが用意されており、これらは動作中のアプリと併用可能。例えば、通常のWebブラウザでレシピを開きながら、タイマー(Small Apps)を画面隅に置いて使用できる。またウイジェットも変換すれば、Small Appsのように使用できるようになる。
ゲストモードではホームスクリーンやアプリの設定が可能。子供や友だちとTablet Sを共有できる。
Sony Mobileはプレスリリースの中で発売日・価格に言及していないが、米メディアの報道によると発売は9月7日で、16GB・32GB・64GBのモデルがあり、価格は16GBモデルが399ドルになる。
キーボード付きのカバー、ドックスピーカー、ドッキングスタンド、テーブルスタンド、クレドル、HDMIアダプタ、USBアダプタなど、アクセサリも充実している。