オムニバスとコムスコア・ジャパンは8月28日に業務提携し、アドネットワーク広告におけるオーディエンス測定とアド・ベリフィケーションツールの稼働を共同で開始すると発表した。

アド・ベリフィケーションとは、アドネットワークにより配信されたディスプレイ広告に対する検証を指す言葉で、配信先のWebサイトやユーザーのリアクションなどを検証し、広告が有効に機能しているかを確認するというもの。

今回、両社が業務提携を結んだことで、コムスコアのアド・ベリフィケーションツールである「vキャンペーン・エッセンシャル(vCE)」を活用し、オムニバスの提供するアドネットワーク「オムニバスネットワーク」を通して出稿されたディスプレイ広告のリーチの拡散状況を可視化できるようになるという。オムニバスのもつオーディエンスデータとコムスコアの統計データを照合することで、これまでよりも正確なデータ構築が可能になるとのこと。

また、両社は配信先Webサイトに対して、「公序良俗に反するメディアに露出していないか」などさまざまなチェック項目をもとにクオリティコントロールを行い、広告主のブランド保護を実現するとしている。