由利高原鉄道は9月30日、YR1500形3両連結による最後の運行を実施する。

YR1500形が3両連結した姿は、この日の「サヨナラ運転」をもって見納めとなる(鉄道写真家、佐藤和博氏提供)

YR1500形は由利高原鉄道が第3セクター方式の鉄道会社として発足した当初(1984年)から在籍している車両。老朽化が目立つため、YR3000形への入れ替えが順次進められており、現在在籍している1500形3両のうち、1503号は9月30日をもって営業運行を停止する。このため、1503号の営業運行最終日に、「サヨナラ運転」として在籍3両すべてを連結させて運行させることになった。

当日は羽後本荘駅11:52発と14:50発、および矢島駅10:47発と13:54発の列車2往復が運行され、記念切符も発売される予定だ。