アイアンマン、キャプテン・アメリカ、ソー、ハルクなどのスーパーヒーローが登場するアベンジャーズシリーズ。8月14日に公開された映画『アベンジャーズ』が、公開から2週目の土日で3億1,346万円、動員20万人を記録し、2012年洋画公開作品最速で20億円の大台を突破した。

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トータルの興行収入は、8月26日までの合計で、興行収入22億1,665万円、動員150万人を超え、世界の興行収入は27日までの集計で14億9,180万ドルを記録した。これは、『ハリー・ポッターと死の秘宝 PART2』(2011年)の13億2,810万ドルを超え、1位『アバター』(2009年)の27億8,230万ドル、2位『タイタニック』(1997年)の21億8,520万ドルに迫る勢い。さらに全米歴代興行収入では、6億1,781万ドルを記録し『タイタニック』(※6億78万ドル/2012年公開興行収入除く・ファーストランのみ)を超え、歴代第2位となった。

『アベンジャーズ』の大ヒット最大の要因は、客層の広さ。各キャラクターのコスチュームに身を包む熱狂的なファン、洋画のヘビーユーザーである40代以上の映画ファン、小学生同士、女性同士から20代のカップルまで幅広い層の人々が劇場に足を運んでいる。この大ヒットの波に乗るように、続編の制作も決定。詳細は明かされていないが、ジョス・ウェドン監督の続投と2015年の世界同時公開がすでに決まっている。