トレンドマイクロは8月23日、制御システム管理者のセキュリティ意識調査の結果を発表した。同調査は制御システム管理者550名を対象に、7月18日から25日間かけて実施したもの。

制御システム管理の分野では近年、汎用OS・汎用プロトコルの採用、外部ネットワークとの接続、外部記憶媒体を用いたデータ交換などのオープン化が進んでおり、セキュリティ対策の必要性が高まっている。今回の調査では、対象になった制御システム管理者のうち75.8%が、自社の制御システムにウイルス感染のリスクが「存在すると思う」と答えている。

ウイルス対策についても73.6%が「必要」と感じているが、42.2%は具体的な対策が「わからない」と回答。セキュリティ上の課題を把握しながらも、明確な解決方法を持たない管理者が半数近くいるという結果になっている。

あなたの会社にある制御システムにおいて、ウイルス感染のセキュリティリスクが存在すると思いますか?

あなたの会社にある制御システムにおいて、ウイルス対策の必要性を感じますか?

具体的にどのような対策を実施すべきかわかりますか?