ジャストシステムは8月23日、業務システムとの連携が可能になるなど、Microsoft Officeとの互換性をより強化した法人向けオフィス統合ソフト「JUST Office」の発売を、8月30日より開始すると発表した。

「JUST Office」は、業務に適したソフトウェアを搭載したオフィス互換ソフトで、Microsoft Officeと高い互換性を持つ。

今回、強化された機能として、「JUST Calc」と業務システムを連携できるAPIを提供。これにより、これまでMicrosoft Excelのマクロ機能と連携させて業務利用していた既存システムを、「JUST Calc」との連携に切り替えて、使い続けることができる。

「JUST Calc」(表計算ソフト、リボンUI)

また、「JUST Calc」とワープロソフト「JUST Note」において、Microsoft Office文書を読み込んだ場合のレイアウトの再現精度を向上した。さらに、ワードアートやオートシェイプへの対応を強化し、3D効果、チェックボックス、ラジオボタン、グループにも対応。表現性が高いMicrosoft Office文書の読み込みや、「JUST Note」「JUST Calc」でそれらの機能を使って作成した文書をMicrosoft Officeで再編集することが可能になった。

「JUST Note」(ワープロソフト、ツールバーUI)

そのほか、「JUST Note」と「JUST Calc」、プレゼンテーションソフト「JUST Slide」において、リボンインタフェースを新たに搭載。ツールバーインタフェースとリボンインタフェースを切り替えて利用することができる。

今回、強化したプログラムは「JUST Office」ユーザーには無償提供され、新規購入の場合には、「JUST Office [Corporate]」が1ライセンスあたり1万8,000円(税別)、「JUST Office [Standard]」が1ライセンスあたり2万1,000円(税別)となる。