先日、Appleの新製品発表会が9月12日に行われ、同月21日には次期iPhoneの販売が開始されるとの噂を紹介したが、米TechCrunchによれば米携帯キャリア最大手のVerizon Wirelessが9月21日(金)から30日(日)までの従業員の休暇取得禁止令を出したとの関係者の話を報じており、新型iPhoneの21日発売説に俄然真実味が増している。

TechCrunchによれば、すべての噂を総合して現時点で予想できるスケジュールは下記のようになるという。

  • 新型iPhone発表(9月12日)
  • 新型iPhoneの事前予約受付開始(9月12日)
  • 新型iPhoneの発売(9月21日)

なお事前予約受付開始との話は、Appleの新製品発表会とiPhone発売日を7月末に最初に報じたiMoreの、8月中旬の追加報道によるもので、それによれば新型iPhoneの事前注文を9月12日より受け付ける見込みだという。また新型iPhoneが2段階でのローンチになることにも触れており、米国でのリリース予定日は9月21日になるものの、それ以外の地域では10月5日の金曜日になる可能性があるという。つまり日本でのローンチは9月21日ではなく、第2弾にあたる10月5日に含まれる可能性がある。

参考までに昨年2011年のiPhone 4Sについては、発表が10月4日、予約受付開始が10月7日、発売日が10月14日だった。日本での発売日も10月14日であり、このときはオーストラリアと並んで日本が世界最速での発売となっている。だがiPhoneではたびたび部材供給がタイトだという話も伝わっており、米国ローンチを優先するために台数の関係からそれ以外の地域のリリースタイミングをずらすことがあるかもしれない。