UTB映像アカデミーは、ガム「ストライド」のオリジナルコマーシャルドラマ作品の上映イベント「UTB PICTURE BATTLE 2012」を開催した。
同校は映像制作のプロフェッショナルを育成する「ジョブトレーニングコース」の設立後、実際の仕事を想定した作品制作を行ってきたという。今回は日本クラフトフーズをクライアントと想定し、同校の3つのクラスの学生たちが、同社のガム「ストライド」のオリジナルコマーシャルドラマの制作に挑戦した。制作にあたっては日本クラフトフーズからブランドイメージや商品コンセプトの説明を受け、学生が取り組む課題にありがちな「作りたい作品を好きなように作る」というスタンスの映像制作ではなく、広告の目的となる「購買意欲の促進」につながる作品を目指した。
作品の審査は、日本クラフトフーズ「ストライド」ブランドマネジャーの盛泰輔氏、ならびに映像ディレクターの栗原博之氏が担当。会場では、審査員が選ぶ「最優秀賞」、そして観客が選出する「観客賞」の表彰が行われた。受賞作品の概要と、審査員の講評は以下の通りだ。
日本クラフトフーズ・盛氏
「「ストライド」のことを真剣に考えてくれたこと、そして熱意が伝わってきました。最初の興味喚起にインパクトがある分、“味長続き”のテーマの理解に時間がかかるかもしれません。パッケージの出し方は絶妙で良かったのですが、ガムを食べるところをもっと印象的に入れるとより良かったと思います」
映像ディレクター・栗原氏
「技術面は良いが、ストーリーに気持ちが追いつかない。やはり商品をもっと入れていかないと分かりにくい。青春らしさやハッピーエンドが分かりやすく展開されるともっとワクワクして良い作品になったはずでしょう」
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続けることは難しい。諦めそうになった人たちに、それでも続けるか選択してもらいたい。そんな諦めない人たちのイメージアイテムとして「ストライド」を持ってもらいたいという思いで作りました(同作品の監督・仲藤氏のコメント) |
日本クラフトフーズ・盛氏
「観ていて切なくなるストーリーでした。“続けること”は伝わっていますが、その先の“続けて良かった”ということを表現すると良かったのではないでしょうか。
映像ディレクター・栗原氏
「二人会話のドラマは脚本が難しい。これもストーリーがずるずるしていて、もっと元気が欲しいところ。作品の伝えたいこと“続けた先を想像してみる”をもっと分かりやすく表現して欲しいのと、商品の美味しさをもう少し入れるべきでしたね」
審査員総評として、盛氏は「誰に何を伝えるのかを、シンプルに分かりやすく表現することを心がけると良いと思います。それに加えて、クライアントの視点を常に頭に置いておくことも大切です」とコメント。続いて、同学校長の松澤和行氏が冬にも同様の催しを行うことを発表し、イベントは締めくくられた。
なお、今回制作されたCMについて、実際に放映される予定はないとのことだ。
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