熱愛・破局・事件などの芸能ゴシップから、トレンド・グルメ・スポーツなどのスポット&イベント、便利・健康・天気などの生活情報まで、話題満載のワイドショーをイイとこ取りで紹介。これを見れば、1週間分のニュースを総ナメできる!

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●「ロンドン五輪を振り返って……出演者たちのひと言」【スッキリ】

メダリストたちの活躍シーンをひと通り振り返ったあと、出演者たちが順番にコメント。

「北京五輪のあと震災と原発事故という最大の国難が訪れた。その中で過去最多のメダルを獲ったのは日本人の底力」と熱っぽく語るジャーナリスト・勝谷誠彦。

「いい成績を挙げるためには練習が必要だと感じた。そのためには環境などのケアを考えて欲しい」とアスリート目線のご意見番・テリー伊藤。

「ぼくはサッカーバカなんですけど、初めて五輪を現場で観させてもらって、『おもしろいスポーツってたくさんあるな』と気付けました。五輪のときだけでなく、今後も伝えていきたい」と等身大の目線でまとめた司会者・加藤浩次。

2週間に渡る大特集の締めくくりにふさわしい、3者3様の立場からバランスの取れたコメントだった。

映画の舞台挨拶に登場した高嶋。この写真の記事を読む

●「高嶋vs美元の泥沼裁判。今、2人は?」【ミヤネ】

事務所の契約解除で仕事が激減し、テレビから消えた美元。「全身じんましん」「整形した二重が一重になった」という報道もあるなか、1カ月後の裁判に出廷するのか注目が集まっている。

番組は、「出演料500万円のヌード映画出演」という噂にクローズアップ。「旬といえば旬なので、そういう話もありそう」と語る芸能リポーター・井上公造。ただ、ヌードは過去の映画で披露済みであり、需要・鮮度ともに欠けるが……。一方の高嶋はストレスで10キロ太ったという。ヌードならこっちの方がおもしろいかも。


●「間寛平の復興マラソン。3県440km走破に挑戦」【とくダネ】

写真は2008年に世界一周マラソンへ出発したときのもの

阪神大震災で自宅が全壊した過去を持つ間が、岩手、宮城、福島の被災3県を9日間で駆け抜ける。1日50km前後を走り、ゴールの『スパリゾートハワイアンズ』には21日に到着予定。前田忠明によると、「63歳という高齢に加え、前立腺がんの影響などで3カ月に1度検診を受けているほど万全ではない状態」らしい。

「長距離マラソンはこれが最後」と言いつつ、立ち寄る予定のないところもファンがいるなら迷わず立ち寄るサービス精神旺盛な間。「なんて強くて優しい方なんでしょう! ひとりひとりに全力でギャグを見せてくれている」と中川翔子も感激していた。単なる握手や、テキトーなギャグでお茶を濁す復興支援とは次元がちがう。


●「美川憲一、事務所独立へ。第2の小林幸子になる?!」【ミヤネ】

自身とスタッフへの給料遅配が原因で、20年以上所属していた事務所から独立するという美川。例によってフットワークのいい同番組は、すかさず社長を直撃した。「事実ですが、20年以上ヒット曲がないから仕方ない。むしろ自分の仕事をホメたいくらい」と反論する社長。実際、美川の営業は4月1本、5月2本と激減。では、美川と社長は毎日何をやっているのだろう……。

金銭絡みの事務所トラブルは、過剰衣装つながりの小林幸子を連想させる。いっそユニットで全国ツアーすればいいような。

●「理想の結婚相手は“三平”が人気」【スッキリ】

結婚相手の希望条件に、「平均的な年収、平凡な外見、平穏な性格」の“三平”を求める人が約8割もいるという。一方、「高収入、高身長、高学歴」の“三高”を求める人は約1割。

この調査を受けてスタジオトークはヒートアップ! 「『多くは求めませんよ』という女性のあきらめじゃないですか。『女性が強くなっている割にいい男がいない』と思っているのかも」といきなり毒舌全開な宮崎哲弥。すかさずテリー伊藤が「男性のせいばかりにしちゃいけませんよ。女性も志を高く持たなきゃ」と反論する。すると反省したのか、「“三高”はバブル時代の話。今は時代がちがう」と無難なコメントに切り替えた宮崎。しかし、加藤浩次が「“三高”の男性って、“三高”狙いの女性を好きにならないからね。だから“三平”ぶってるんじゃないの」と再び毒舌モードに戻した。そういう加藤は「高収入、高身長」の“二高”だ。「この話題は2時間スペシャルにした方がいいよ」というテリーの声に納得。

●「五輪アスリート、今後の道は? 芸能界で獲得合戦も」【知り】

競泳の寺川綾と鈴木聡美、体操の田中理恵がマスコミ人気の3トップ。主に、キャスターやタレントへの転身や、競技を続けながらCM起用などが考えられるという。なかでも好感度が高く、起用価値の高いのは、挫折を味わったベテランアスリート。やはり本命は、10代から美人スイマーとして人気の高かった寺川か。

ここでバルセロナ五輪金メダリストの岩崎恭子が登場。当時を振り返り、「家の電話が鳴りっぱなしで、取材陣も殺到。将来のことを考える時間すらなく、あまり目立ちたくないと思っていた」という壮絶な過去を語った。でも、今は立派なママさんスポーツコメンテーター。やっぱり苦労した分、好感度は上がるのか。

●「タカ、結婚報告。きっかけはあのゴール!」【スッキリ】

タカアンドトシのタカが、4年間交際していた元芸能リポーターの女性と結婚。「2人で区役所に行き、手をつないで帰った」「挙式はできれば年内に北海道でやれたら」とノロけた。

きっかけはロンドン五輪サッカーの吉田麻也選手。タカのギャグ「オレだ! オレだ! オレだ!」のゴールパフォーマンスを見て、「よし、オレも婚姻届出しに行こう」と勢いがついたそうだ。

事務所の先輩・加藤浩次は、「吉田選手がギャグやんなかったら結婚しなかったのかな?」と苦笑い。テリー伊藤は、「ああいう興奮した状態でも、約束を覚えているものなんだね」と吉田選手に感心していた。

●「フジモン、優樹菜との長女を『莉々菜』と命名」【とくダネ】

藤本敏史が木下優樹菜との第1子の名前を公表。どちらに似ているかという質問に、「(自分の)赤ちゃんのころの写真を見たら似ていた。目と鼻と口と……」と答える藤本。すかさず原西孝幸が、「全部やん。どうやらブスが確定されましたね」とツッコミを入れる。

「小さい手で『チョリーッス』やってくれる日が楽しみ」「顔がデカくなったら、『顔デカイからや』を継いで欲しい」と話していたが、どちらもかわいそうな気が。


●「ピース・綾部祐二と若貴の母・藤田紀子が30歳差熱愛」【とくダネ】

熟女好きが単なる"設定"ではなかったことが証明された?

番組冒頭、「トップニュースは尖閣ではありません。これでいいのか? という気持ちはありますが」と苦笑いの小倉智昭。報道された深夜の密会は本当か? 2人を直撃した。

「お仕事でお世話になっているというだけ。僕ひとりでは会いに行かないですよ」「手料理は2~3回食べました。モツ鍋とか」「恋心はありません」とやんわり否定する綾部。一方、「仲良くはしています。年齢に関係なく話が合うから」「(食べ物の)好き嫌いが多いみたい」「光栄でございます。デートはしたいですね~冗談ですよ」とまんざらでもない藤田。

ここで急きょ藤田に生電話。「(綾部は)胸毛がトレードマークなんですが(見た?)」と悪ノリする小倉に、「からかうのやめてください」と藤田。さらに小倉は、「突っ張り、張り手でどんどんイッテ欲しい」「披露宴になったら呼んで。司会やりますから」と最後までノリノリだった。真相はど~でもいいからだ。

●「マリエの『顔が変わった』疑惑に迫る」【とくダネ】

今月、ニューヨーク留学から本格復帰後、にわかに起きた「顔が変わった!」疑惑。これをマリエは、「メイクです。色の使い方、道具にこだわるようになって、筆一本で変わることを学びました」と笑顔で釈明した。しかし、同席したはるな愛に「確かにモードっぽいっていうか、大人っぽく変わった!」とイジられると、「仕事ください。ヒマです!」とごまかすのが精いっぱい。復帰の際も、「超ビビってる」と話すなど、かつての“高飛車ワガママキャラ”を封印したマリエ。それはそれで需要がないような。

右は2年前のセレブキャラ全開の頃。表情には確かに変化が


オリンピックが終わったと思ったら、やたら妊娠&出産発表が多い。前述のフジモンと優樹菜に加え、内田恭子が第2子妊娠、紺野まひるが第1子出産、元『CoCo』の羽田惠理香が妊娠。世間の“五輪感動ムード”に乗っかって、好感度がグーンと上がるし、かなりおめでたいのだ。ただ、この反動からドロドロ系のニュース解禁も近そう。

きむら・たかし

コラムニスト、芸能・テレビ評論家、タレントインタビュアー。1日のテレビ視聴は20時間(同時視聴含む)を超える重度のウォッチャーであり、雑誌やウェブにコラムを提供するほか、業界通として『芸能★BANG!』(日テレ系)などに出演。取材歴1000人超のタレント専門インタビュアーでもあり、著書は『トップ・インタビュアーの聴き技84』など