シマンテックは8月13日、Android端末に対応したモバイルデバイスのセキュリティ新製品「Symantec Mobile Security 7.2」を発表した。あわせて、これまで提供していたモバイルデバイスの管理製品「Symantec Mobile Management」についてもAndroidに対応した。両製品とも、同日から販売代理店を通じて提供される。
スマートフォンを中心にモバイルデバイスの普及が進む中で、企業においても個人所有のデバイスの業務利用が進んでいる。情報共有や業務の効率化などが期待される一方で、同社が3月に発表した調査によると、企業の67%がこのようなモバイルデバイスを通じて社内ネットワークにマルウェア攻撃が広まることを懸念しているという。また、同社の5月の脅威レポートでは、モバイルの脆弱性が2011年に93%も増加したこと、Androidをターゲットとした脅威が急増していることが報告されている。
これまでモバイルデバイスのセキュリティは、個人利用を想定した製品がメインとなっていたが、このようなBYOD (Bring Your Own Device)といった業務利用の増加の中で、Symantec Mobile Security (SMS)はセキュリティソリューションとしてのアンチマルウェア機能やURLフィルタリングによるWebプロテクション、リモートでのロックやワイプを行う盗難・紛失対策を提供する。また、Symantec Mobile Management (SMM)は、ポリシーの設定や端末情報・使用状況の把握などデバイス管理ソリューションを提供する。
SMSとSMMとを連携することで、セキュリティとモバイル管理を一元化した、包括的なモバイルセキュリティ環境の構築が可能となっている。また、すでに他社などのモバイルデバイスマネジメント(MDM)製品を導入している場合には、モバイルセキュリティをSMSによって補完することもできる。
同社ではモバイルソリューションの提供において、セキュリティや管理機能を提供することで、企業の安全で安心な環境構築を支援し、その上で企業に"Productivity"を提供することをコンセプトとしており、レポーティング機能やプロセス自動化ツール「Symantec Workflow」の提供など、管理作業の負荷低減にも配慮している。
製品価格はSMSが、保守を含む初年度ライセンスが1デバイスあたり3700円で、2年目からは保守費用として1デバイスあたり600円が必要となる。SMMが保守を含む初年度ライセンスが1デバイスあたり5700円で、同じく2年目からは保守費用として1デバイスあたり900円が必要(価格はいずれも税別)。
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