全国にある秘蔵の漬物の頂点を決める、「T-1グランプリ2012」募集開始

  [2012/08/11]

個人の部初代チャンピオンの松澤アツ子さん(左)と作品の「下諏訪の恵み あっちゃん漬け」(右)

親から子へと引き継ぎながら、その地域、その家庭ならではな秘蔵の味を持つ漬物。温かいご飯にのせて食べるも良し。時には縁側でのお茶のお供に、そして夜にはうまいビールを引き立てる存在として、日本の食文化を語る上で欠かせないのが漬物だ。そんな身近で深い漬物日本一を決定する「T-1グランプリ2012」の募集が8月9日に始まった。

2011年にはじめて全国規模で開催されたお漬物の日本一決定戦「T-1グランプリ2011」は今回、「T1グランプリ2012~お漬物で日本を元気に~」となり、さらに規模を拡大して全国6ブロック(北海道、東北、関東、中部、西日本、九州・沖縄)で開催。そして2013年1月20日には、各ブロックで勝ち上がってきたファイナリストを一堂に集め、東京タワーで全国大会が行われる。

初開催となった2011年は応募総数544作品

募集が開始された8月9日、当大会の概要発表会が都内で行われた。HMカンパニー代表取締役社長で大会実行委員長である林英邦氏は、「2011年は全国から544作品の応募があり、農業高校の生徒から70代までが同じステージで競いました。お互いの漬物の作り方を教えあったり、味わったりと、漬物を通じて交流を深めていた風景はとても印象深いものでした」とコメント。当大会は幅広い年齢層に漬物をアピールするとともに、日本にはこれほど魅力的な食文化があることを海外にも発信し、「TSUKEMONO」という言葉で広めることを目指している。

大会実行委員長の林英邦氏

発表会で振舞われた松澤さんの漬物

プロの料理人の漬物観を変えた初代チャンピオンの漬物

発表会には個人の部で初代チャンピオンとなった松澤アツ子さんも出席。受賞作品となった「下諏訪の恵み あっちゃん漬け」を振る舞った。漬物歴40年にもなる松澤さんが作った「下諏訪の恵み あっちゃん漬け」は、長野県下諏訪町で採れた食材のみを用いて、くり貫(ぬ)いたウリの中にニンジンを詰め、しょうが、みょうが、青じそで味付けしたもの。本来ならけんかする食材であるが、その甘みとほどよいしょうがの刺激が絶妙で、大会審査員を担ったプロの料理人も新しい漬物の魅力を発見したという。同作品は現在、商品化に向けて開発が進められている。

2012年はたくわんのみを対象にした「Taku-1グランプリ」も同時開催される。大会は個人の部と法人の部があり、書類審査の締め切りは10月31日(北海道ブロックのみ10月19日)。その後、各ブロック別にグランプリが行われ、1月20日に決勝大会が開催される。大会には審査員として一般も参加できる。審査員参加方法はブロックによって異なる。

個人の部は応募無料で誰でも参加可能(法人の部は1口1万5,000円)。個人の部グランプリには賞金100万円とともに、作品が商品化される。応募方法や大会詳細、審査員参加方法などは公式ホームページを参照。

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