11月24日公開の映画『女子カメラ』の完成披露記者発表会が9日、都内で行われ、AKB48の研究生、三宗薫、ファッションモデルの熊谷弥香、高山都、園ゆきよ、向井宗敏監督が出席した。

左から、熊谷弥香、光宗薫、高山都 拡大画像を見る

本作は、写真サークルに所属する女子大生4人組の友情と家族の絆を描くハートフルドラマ。主演は、AKB48の研究生でありながらテレビドラマやCMなどにも出演して話題を集めている光宗薫で、光宗の親友役に、ファッションモデルの熊谷弥香や高山都、新人の園ゆきよなどフレッシュな顔触れが揃う。

光宗は「最初にこの話をいただいた時に話題が先行すると感じました。その中でいかにそう思っている方の期待を裏切ることができればと頑張りました」と語るも、「AKBのダンスとは違い、演技はやればやるほど上手くなるものではないです。さじ加減や空気を読む力が難しいと感じました」と謙そんした。そんな光宗に向井監督は「光宗さんから『初めてですのでご指導下さい』と言われましたが、勘も集中力も凄かった。光宗さんがみんなを引っ張ってくれてやりやすかったです」と絶賛した。

会見後には報道陣の取材に応じ、AKB48の研究生について触れられた光宗は「AKBに入りたくて今までの活動をしてきた訳ではありません。それ(AKB48のメンバーという肩書き)を得てから、色んなお仕事をいただいて有難いんですけど、その反面に縛られることも多いので、早く上がりたいですね」と強気発言。「高い壁になっていますが、そこは自分の実力で越えていければと思います」と自らの力で昇格することを宣言し、8月27日に卒業する前田敦子なき後のAKB48については「ショックですが、何かしらの形で変わっていくと思います」と予想しつつ、「その変化を利用し、自分のやりたいことができる立場に立つことができれば」と意気込んでいた。