富士通ソーシアルサイエンスラボラトリ(以下、富士通SSL)は8月9日、2011年5月より発売を開始しているペーパーレス会議システム「WebコアConference」の複数の拠点間会議で資料のページ同期やポインタ同期が可能な多地点間同期オプションの販売を開始すると発表した。
同システムは、タブレット端末などのスマートデバイスを活用し、サーバに登録した資料を無線LAN経由で会議参加者の手元の端末画面に表示することで、紙の資料を不要とする。発表者の操作にあわせ参加者全員の画面表示を同期でき、効率的な会議を実現する。
同システムをテレビ会議や音声会議と併用して利用したいというユーザーの要望に応えるため、富士通SSLでは、複数拠点間の会議で資料のページ同期やポインタ同期が可能な、多地点間同期オプションを開発した。ほぼタイムラグがなくページを同期できるため、会議参加者の拠点が分散していてもリアルタイムに同じページを参照でき、スムースな会議進行を可能にする。
多地点間同期オプションは会議の参加拠点数や参加者数を制限しないため、顧客のネットワーク環境により、広範囲な複数拠点間会議においても効率的な会議を実現できる。
WebコアConferenceが動作確認を行っている機種は、Apple製iPad(iOS 4.3、iOS 5.0、iOS 5.1)、富士通製Androidタブレット「ARROWS Tab」(Android 3.2)、「STYLISTIC M350/CA2」(Android 2.3)、富士通製スレートPC「STYLISTIC Q550/C」、「STYLISTIC Q552/C」(Windows 7)。
製品は、9月20日より出荷され、価格は次のとおり。
製品名 | メニュー | 価格 | 内容 |
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「WebコアConference」 | サーバライセンス | 63万円 | |
「WebコアConference」 | クライアントライセンス | 1万500円から | 1ユーザーにつき1ライセンス要 |
多地点間同期オプション | 中継サーバ基本ライセンス | 31万5,000円 | 2セグメントまで |
多地点間同期オプション | 中継サーバ追加ライセンス | 10万5,000円 | 3セグメント以上で利用する場合の追加ライセンス(1セグメント分) |