第一生命は、8月2日から同社ホームページに、新コンテンツ「サラ川"この一句"」をオープンする。同社「サラリーマン川柳コンクール」の1990年(第4回)から2011年(第25回)までの作品約7,000句を、さまざまなカテゴリで閲覧でき、楽しめるコンテンツとなっている。

スピーチにも使え、世相を楽しめる

同コンテンツでは、過去の作品をキーワードで検索できるほか、カテゴリーごとにも振り分けられている。

「こんな時にこの一句」では、結婚式や同窓会などのスピーチ・あいさつのネタで使える句をそろえた。結婚式編には、「『離さない!』 10年たつと 話さない」(倦怠夫婦・2009年)など、夫婦間の心の移り変わりやエピソードを詠んだ句が並ぶ。

「あの日あの時この一句」では、時代を彩った出来事や流行など、世相を反映した句を公開。また、「○○○○の言い分」では、サラリーマンのみならず、夫や妻等の立場から共感できる句を集めた。夫・父編の「土地もある 家もあるのに 居場所なし」(恐妻家人・2000年)など、サラリーマンの悲哀を歌った、同コンクールならではの句も楽しめる。

同社が実施する「サラリーマン川柳コンクール」は1987年にスタートし、これまでの応募総数は90万句を突破したという。第26回となる今年の「サラリーマン川柳コンクール」は、10月より募集を開始する予定。

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